ホムセン箱って何?
ホムセン箱とは、取り外し足り持ち歩くことができるボックスのことで、バイクにはベルトなどを使って固定します。
バイクキャンプの際にはとても便利なアイテムで、キャンプ道具をタップリ収納できるだけでなく、雨が降ってもレインカバーを装着する必要がないという利便性もあります。
ホムセン箱は、バイクのために開発されているアイテムではありません。
ライダーがニーズに合わせて適切なサイズのボックスを選び、それをバイクに装着するという使い方をします。
そのため、バイクのデザインによってはホムセン箱を装着してもしっかり固定できないことがあります。
この点はホムセン箱を使う際には注意しなければいけません。
ホムセン箱のメリット
ホムセン箱には、たくさんのメリットがあります。
1つ目は、バイク用に開発されているパニアケースと比較すると価格がリーズナブルだという点です。
数千円程度で購入できるものが多く、デザインや色、素材などで選べます。
2つ目は、デザインやサイズが豊富なのでニーズやシーンに合わせて使い分けられるという点です。
パニアケースはバイクに固定してしまうため、気軽に取り外したり持ち運びができません。
しかしホムセン箱ならベルトで固定するので、はずせばキャンプ場でも使い勝手が良い収納ボックスになってくれます。
3つ目のメリットは、上面が平らになっているものが多いので、ホムセン箱の上にもモノを積載できるという点です。
ホムセン箱を固定する際には、バイクのタンデムシートに固定します。
全てのアイテムがホムセン箱に収納できない場合には、固定したホムセン箱の上にさらにモノを積むことも可能です。
4つ目のメリットは、取り外しが簡単という点です。
バイクを駐車した場所からキャンプ場まで少し距離がある場合でも、ホムセン箱ならさっと外してボックスごと持ち運べます。
5つ目のメリットは、ツーリングに使用していない時には収納ボックスとしても使えるという点です。
自宅にキャンプツーリングアイテムを保管する際にも、ホムセン箱にアイテムを淹れた状態で保管すれば次のツーリングでは必要なアイテムを一つ一つ探す手間が省けます。
取り付け方は簡単?
ホムセン箱の取り付けは、基本的にライダーがDIYで行います。
バイクのデザインによってどこに固定するのがベストかという点は異なりますが、多くの場合4本のタイダウンベルトを使ってホムセン箱が走行中にずれないように4方向から固定することになります。
ツーリングの際には、ホムセン箱を積載したバイクを長時間放置することはないでしょう。
しかし誰でも簡単に取り外しができるため、長時間の放置は防犯の面でおすすめしません。