ホンダのホーネット250にはどんな特徴がある?
ホンダからラインナップされていたホーネット250は、1996年から2007年まで新車製造がおこなわれていたロングセラーなバイク機種として人気があります。
リアタイヤが極太という点が大きな特徴で、ジェイドの後継機種という位置づけで開発販売されました。
見た目がごつくてかっこよさを高めているこの極太タイヤは、タイヤ交換の際にかかる費用が高いという点で泣かされたライダーは多かったかもしれません。
250ccのホーネット250はバックボーンのフレーム部分にカムギア4気筒エンジンを搭載し、スポーツテイスト満載のネイキッドバイクに仕上がっている点が魅力です。
コンセプトである「スズメバチのボディライン」を見事に再現することで、攻めの雰囲気を見事に演出しているのではないでしょうか。
ホーネット250は数年ごとにマイナーチェンジを行いながら、ボディのカラーが追加されたり、パーツの雰囲気や素材が変わるなど、少しずつ時代のニーズやトレンドに合わせて変化し続けてきました。
2003年のマイナーチェンジではシート高がそれまでより15mm低くなり、乗りやすさが向上しましたし、グリップエンドがメッキ素材になったり、ミラーが角張になるなど、雰囲気もチェンジしました。
マイナーチェンジの中では機能性も向上している点が、ホーネット250の大きな特徴と言えるでしょう。
メーターパネルやヘッドライトはより機能的なものが標準装備されたり、ライダーの快適性や操作性を重視したデザインに仕上がっています。
ホーネット250がおすすめのポイント
2007年の最後型モデルで生産が終了したホンダのホーネット250は、現在は新車で購入することはできません。
そのため、ホーネット250を購入するなら中古モデルの中から選ぶことになります。
マイナーチェンジごとに雰囲気などが少しずつ変わっているほか、機能面でも若干の違いがあるのがホーネット250の特徴です。
そのため中古バイクを探す際には、状態の良さや走行距離などをチェックしながらも、それぞれのモデルが装備しているパーツや雰囲気にも配慮しながら自分にぴったりの一台を見つけたいものです。
中古車でも高い人気を誇るホンダのホーネット250は、時代を感じさせないトレンディな雰囲気がおすすめポイントと言えます。
初期モデルを選んでもそれほどレトロな雰囲気はなく、むしろカッコいいスポーツマシンという雰囲気を満喫できます。
また使用されているパーツは汎用性が高いものが多いため、カスタムしたり修理しながら良い状態を維持してホーネット250を楽しむことも可能です。
生産終了となってしまったホーネット250を今でも愛するファンは、たくさんいます。
その理由の多くは、なんといってもカッコいいデザインや外見のシルエットがたまらないのだとか。
また攻めの外見が250cc以上の排気量に見せてくれる点も、ホーネット250の大きな魅力と言えます。