走行中の肩の痛みは腕の伸ばしすぎが原因!?
バイクに長時間乗っていると腕や肩が痛くなるという人は、そのポジショニンッグが自分に合っていない可能性が考えられます。
一見、あまり代わり映えしないように見えても、バイクはポジションによって疲労具合が大きく変わってくるものです。
身体の負担を減らして快適にバイクを走らせるためにも、1度自分自身のフォームを見直してみましょう。
バイクの走行中に肩や腕が痛くなる原因の1つに、腕のフォームの悪さが考えられます。
もしあなたが普段通りバイクの走行姿勢をとった際に、腕が完全に伸びきった状態でホールドしているのであれば、それは間違った姿勢なので早急に正す必要があります。
肩や腕が疲れにくいフォームは、肘を軽く曲げて腕にゆとりを持たせてあげることです。
そうすることでハンドルから受ける衝撃を上手く逃がすことができるようになるため、肩や腕が疲れにくくなるのです。
ハンドルの位置が低めに設定されているスポーツモデルのバイクなどでは、どうしても腕がピーンと伸びてしまいがちです。
なかなか腕の力を抜きづらいという場合は、まずは下半身でしっかりと車体を支える感覚をつかみましょう。
そうすることで、腕の力を無理なく抜くことができるようになります。
すると、自然と肘が曲がり、楽な姿勢が取れるようになるので、是非1度試していてください。
また、ハンドルの位置が遠くて腕が伸びてしまうという際は、調整して近づけるという工夫も必要です。
バイクの種類によっては調整不可なものもありますが、可能な場合はおすすめします。
たった1cm変化しただけでも楽さが違うので、自分に合わせたポジショニングで走行することの大切さがよくわかると思います。
自分にあったポジション調整のすすめ
自分に合ったポジションを見つけるためには、以下の3つのポイントを押さえましょう。
1つ目はハンドルの位置で、シートの高さによって調節が変わりますが、とにかく遠すぎず近すぎず、自分の丁度良いという場所にすることが大切です。
2つ目は膝の曲がり具合と足つきの良さで、フットポジションが悪いと下半身から疲れがたまるので注意が必要です。
そして3つ目は、レバーやペダルの操作感です。
レバーやペダルを作動させる際に違和感をもつ場合は、姿勢や腕、そして足のポジショニングが悪い可能性があります。
いろいろ調整していると操作しやすいポジションが見えてくるので、まずは自分に合った態勢や各種の位置調整などを行ってみましょう。
ポジション調整にはお金がかかることもあるので、しっかりとイメージを固めてから依頼したほうが無駄に費用を掛けなくて済むので、まずは愛車にたくさん触って感覚をつかんでください。