ついに終了!キャンプブーム
コロナ禍が明けたことで、キャンプに行く人が減少したという報道が流れました。
実際に、人気によって価格が高騰していたキャンプ用品の値段が適正価格までさがったり、キャンプ場の予約が取りやすくなったりというように、わかりやすく状況が変わっています。
コロナ禍中は室内イベントがことごとく減少し、飛沫感染を防ぐためにも、人との距離を一定以上に保つことが推奨されました。
キャンプは基本的に屋外のレジャーなので、こうしたリスクの対策もしつつ楽しめるものとして、多くの方がキャンプ場に出かけるようになったのがキャンプブームのきっかけです。
しかし、コロナ禍が明け、多くのイベントやレジャー施設が以前の賑わいを見せ始めると、もともとキャンプが大好きという方以外はキャンプ場から足が遠のくようになったと考えられています。
キャンプ好きはブームの終了を大歓迎
キャンプ好きにとって、このキャンプブーム終了のお知らせは大歓迎なものです。
1つ目の理由は、キャンプ道具が入手しやすくなるからです。
キャンプブームに火が付いた際に、本当は数千円で買える商品が、在庫不足により大幅に値上げされるという現象が起きました。
そのため、以前からキャンプを楽しんでいた方にとっては、道具が買いにくい状況が続いていたのです。
しかし、キャンプブームが過ぎ去り適正価格での販売が再開したため、品薄だった商品もきちんとした価格で入手することができるようになったのです。
2つ目は、キャンプ場が空くからです。
キャンプブームの真っただ中では、どこのキャンプ場も予約でいっぱいで、キャンプ好きの方々が予約を取れない状況に陥ってしまいました。
人が多いということは割り当てられるスペースも狭く、本来のキャンプを楽しめないと不満に思っている方も多かったようです。
特に無料で利用できるキャンプ場はすし詰め状態で、屋外でも密集しすぎて感染症が気になるレベルだったと言われています。
とはいっても、キャンプブームをきっかけにキャンプを好きになったという方もいるため、正確に以前のような状態に戻ったかというと、そうではないと感じている方も多いというのが現状です。
そして3つ目は、マナーの悪い客が減るからです。
キャンプブームの到来により、キャンプン知識が乏しい方も参入するようになったため、キャンプ場のマナーを守らない人も多く出現するようになりました。
ごみのポイ捨てをはじめ、焚火禁止の場所で焚火をしたり、深夜まで大騒ぎしたりなど、ほかのお客さんのことを考えない人が増加してしまったのです。
そうい方ほどブームが過ぎ去ればいなくなるので、本当にキャンプ好きの集まる、キャンプ場の平穏が戻ってきたと感じている人は多いようです。