春キャンプの魅力と楽しみ方

キャンプには春がおすすめ

バイクでのキャンプは、季節ごとに異なる楽しみ方や魅力があります。
その中でも初心者でも挑戦しやすいキャンプシーズンと言えば、やはり春が理想的です。
春はライダーにとってはツーリングに出かけてくなる季節でもあり、高速道路には多くのライダーを見かけることができます。
その中には、初めてのバイクキャンプに心躍らせている人も多くいるかもしれません。

春キャンプには、たくさんの魅力があります。
1つ目の魅力は、なんといっても季節が温かいという点ではないでしょうか。
キャンプというと夏のイメージがありますが、夏キャンプは暑すぎたり、場所によっては虫が多いなどのデメリットもあるものです。
しかし春キャンプなら、寒すぎず暑すぎずのちょうど良い気候を満喫できます。
気温でキャンプ時期を選ぶなら、春の中でも4月中旬ごろからゴールデンウィークあたりまでがベストでしょう。

2つ目の魅力はキャンプ飯を存分に楽しめるという点で、春には多くの食材が旬を迎えます。
夏のように食材がすぐに傷んでしまう心配もなく、好きな食材を存分にキャンプ飯として楽しめるでしょう。

3つ目の魅力は、焚火を楽しめるという点です。
夏キャンプの焚火では、暑すぎて焚火の前で大汗をかいてしまう事態になりかねません。
しかし春キャンプなら、少し気温が下がった夜間の焚火は最高に気持ちが良く、心地よい快適な時間を堪能できます。

4つ目の魅力は、お花見も楽しめるという点です。
キャンプに出掛ける場所によっては、美しい桜をテントから楽しむことも可能です。
桜以外にも春にはたくさんの木々が花を咲かせるので、花の美しさも満喫できます。

春キャンプの楽しみ方

春キャンプの楽しみ方は、どこに誰と出かけるかによって異なります。
もしもお花見を楽しめる場所へ出かけるなら、キャンプ飯をいただきながらお花見を目的とするのも良いでしょう。
また目的地のすぐそばにフルーツや野菜の収穫ができるような場所があるのなら、新鮮な野菜をそこで収穫入手した上で、キャンプ飯の食材として使うという楽しみ方もできます。

春キャンプに出掛ける際には、朝晩はまだ冷え込みやすいため防寒対策はしっかりしたいものです。
昼は暖かくても、朝晩は冷えて気温が10度以下になってしまうということも珍しくありません。
アウターやインナーを工夫するだけでなく、テントや寝袋の選び方にも気を使うことで春キャンプをより楽しくできるでしょう。

また、春キャンプでは夜間のキャンプファイヤーがとても心地よいものです。
そして夜は冷えるということで、焚火を放置したまま就寝してしまう人もいるかもしれません。
しかし春は比較的風が強めの日が多いため、焚火を放置したまま寝てしまうことは避けなければいけません。
火の取り扱いには細心の注意を払いことも、春キャンプを楽しむためのポイントです。