ヘルメットの選び方

ヘルメットの種類は多い

バイクライティングに必要なギアには、たくさんのアイテムがあります。
その中でも最も重要だと言っても過言ではないのは、頭部を守るヘルメットではないでしょうか。

ヘルメットにはたくさんの種類があり、大きく6種類に分類できます。
1つ目は、顔全体を覆うフルフェイスタイプです。
このタイプは他の種類と比べると安全性が高いという特徴があり、基本的にはどんなバイクとも相性が良く合わせやすい点が魅力です。
サーキット走行に使われているのもこのタイプです。

2つ目は、シールドが大きくて視界が広く、開放感を感じられるシールドジェットタイプです。
万が一の事故の際、あごや顔にけがをするリスクはフルフェイスより高くなるものの、視界が狭いヘルメットは苦手という人にはおすすめのタイプです。

3つ目は、システムタイプです。
これはフルフェイスのヘルメットの安全性を維持しながら、オープンフェイスという手軽さを加味したもので、大きめで重たくなりやすいのが特徴です。
長時間の着用だと、首が痛くなってしまう人がいるかもしれません。

4つ目は、ストリートジェットタイプです。
シールドナシのモデルが多く、軽量な点が魅力です。
雨が顔にかかるため天候によっては視界を確保しづらいというデメリットがありますが、アメリカンバイクやクラシックバイクと相性が良いデザインです。

5つ目は、オフロードタイプです。
フルフェイスと同じぐらいの安全性に加え、木の枝や跳ね石から頭を保護してくれるバイザーが装着されています。

6つ目は、ハーフキャップタイプです。
軽量で開放感があり、シールドはありません。
リーズナブルに購入できるタイプで、街中走行のみの時に便利なタイプです。

頭の大きさにあわせて選ぶこと

ヘルメットを選ぶ際には、どんなタイプやどんなデザインでも、必ず自身の頭の形や大きさにフィットしたものを選びましょう。
サイズが合わないと走行中に不快感や圧迫感を感じることが多いですし、上下左右にズレてしまうと万が一の時にシッカリと頭部を保護できなくなってしまうかもしれません。

小さいヘルメットは圧迫感が大きいのでNGですが、逆に緩すぎるヘルメットも万が一の時には脱げ落ちてしまうリスクがあるのでNGです。
バイクショップの中には、快適性と安全性を高める目的でフィッティングのサービスをしている所があります。
ぜひ活用して、自分にピッタリのヘルメットを選びましょう。

用途に合わせて選びたい

ヘルメットは用途に合わせて適切なものを選ぶことで、快適さと安全性をどちらも手に入れることができます。
ツーリングに行くなら安全性が高いフルフェースタイプに加え、開放感があるジェットタイプがおすすめです。

一方、街乗りなら軽量で着脱しやすいタイプの方が使い勝手が良いでしょう。
ジェットタイプの他、シールドナシのタイプも人気があります。