バイク洗車の基本
バイクを洗車するにあたり、まずは最低限のルールを頭に入れておきましょう。
正しく行わないとバイクの塗装が剥げてしまったり傷がついてしまったりする原因となります。
参考>>http://doshiritai.com/bike-sennsya/
まず、洗う際には上から下に洗います。
これは水が上から下に流れることが理由です。
下から上に洗うと上を洗った際に下に汚れた水が流れていくのできれいにした部分がまた汚れてしまいます。
次に傷つきやすい部分やすでに傷のある部分から洗っていきます。
特に燃料タンクやカウルといった塗装のされている部分、メーターパネルやランプのレンズといった透明な部分、バックミラーやマフラーのようなメッキされて光っている部分といった場所は最初に洗うようにしましょう。
こういった場所は傷が付きやすく目立ちやすい場所なので雑巾が汚れていない状態で拭くことで傷を予防することができます。
また、洗車をするときにはアクセサリーや時計といったものは外しておきましょう。
こういったものが当たることで傷つく可能性もあるためです。
洗剤を使いますし傷防止にもなりますからゴム手袋使って作業をすることがおすすめです。
洗剤は現役のまま使うものもありますが、薄めて使うものが多いです。
薄める際には正しい配分で入れなければ汚れが落ちなかったり洗剤が強くて塗装に影響が出たりする可能性もあります。
そこで、濃度は正しく守ること、洗剤が泡立つのを防ぐためにも先に水を入れてから洗剤を入れましょう。
洗い方の基本
洗うにあたって、まずは表面の汚れを落とすことから始めます。
バイクの表面には目に見えなくても汚れやホコリが付いていることも多いです。
ゴシゴシと洗うと表面の汚れで傷をつけることもあるので先に水を流して表面の汚れを落としていきます。
このとき、ホースやバケツを使って優しく表面に水を流していきます。
流した後は優しく素手で車体を撫でて汚れが付いていないか確認しましょう。
表面の汚れが落ちているのを確認したら優しく表面を洗っていきます。
水で薄めた洗剤をスポンジや雑巾に付けてスクリーンやメーターといった場所から洗い流していきましょう。
このときゴシゴシ洗うと傷がつくことがあるので優しく洗いましょう。
一通り洗ったら洗剤が乾いて跡が残るのを防ぐため、水で洗い流します。
このとき、強く洗い流すと電装部品に水が入り故障をすることもありますから優しく流し余計な部分に水がかからないよう注意するのが重要です。
特に暑い日は洗剤が乾燥するのも早いので部分ごとにこまめに洗い流していくのがおすすめです。
エンジン部分や足回りの掃除
ネイキッドやアメリカンといったモデルはエンジンが露出しているので汚れが気になるものです。
ボディがキレイでもエンジンや足回りといった部分が汚いとバイク全体が汚く見えてしまいます。
そこで小さなブラシや使い古しの歯ブラシを使って掃除をすればきれいにすることが可能です。
ここでも薄めた洗剤を付けたブラシでエンジンのフィンの間やホイールを擦っていき汚れを落としていきます。
バイクによって溝の深さが違うので、深い場合には毛足の長いブラシを用意しましょう。
車体をすべて洗い流したら洗剤が残らないように全体をもう一度きれいな水で洗い流していきます。
洗剤が残ってしまうと白い跡ができてしまい、拭きあげても取れません。
しっかりと洗い流して仕上げに乾いた布で拭きあげていきましょう。